なぜ歯の治療は痛いと思われているのか。

皆さんは、歯医者さんへ行って痛い思い、怖い思いをされたことはありますか?私は、子供の頃、歯医者さんに行くのが嫌でした。理由は、痛い思いをするからです。

私は小さい頃は病弱で、よくかぜをひいて、そこから中耳炎をよく起こしました。すると、耳鼻科では膿をだすために鼓膜切開をするんです。これがまた痛い。中耳炎も痛いが、鼓膜切開も痛い。

それで耳鼻科にいくのもいやでした。当時は、耳鼻科は子どもが多かったせいかすごく混んでいて、麻酔を耳のあなに垂らすんですが、それが効かないうちに鼓膜を切るんです。痛いのなんの。

だから中耳炎をおこすたびに、子供心にも悩んだものです。

でも、麻酔さえ効いて入れば痛くないのでしょうが。歯科治療も同じで、麻酔をちゃんと聞かせれば痛くはありません。麻酔をしたら効くのに時間をおいてやることが必要なんです。ちゃんと治療時間に余裕をもって時間を取ってくれる歯医者さんであれば痛くなく治療してくれると思っていいでしょう。

ただ、麻酔が効きにくい状況というのも実際はあります。それは、腫れがひどくて(炎症の極期)、膿が溜まりかけているようなとき、神経の炎症がひどい時は、麻酔薬が組織に移行してもそこで分解されてしまう(組織のPHが低いため)ので効きは相当悪いことがあります。

こういうときは、薬でひとまず寛解することを考えます。患者さんにはつらいひと時と思いますが、こうならないためにも早めの受診を心がけてください

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